国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー! 実際に使ってみてよかった魅力とは?

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パソコンやタブレット、スマートフォンを“場所を問わず”インターネットに接続できる一手段としておなじみのWiFiルーターサービス。

従来はスマホ同様「物理的にSIMカード差して使う」ものがほとんどでしたが、最近では「クラウドWiFi」と呼ばれる技術で使えるものも登場しています。

今回はそんなクラウドWiFi技術を利用したWiFiルーターサービスのひとつ「どんなときもWiFi」を紹介。このサービスならではの特徴、料金プラン、ルーター機器の使用感をまとめてレビューしていきます。

「どんなときもWiFi」の5つの特徴

どんなときもWiFi
どんなときもWiFi公式サイト

国内で契約できるWiFiサービスは複数ありますが、それらと比べて「特徴」になる、どんなときもWiFiならではポイントは次の5つです。

1. SIMなしで通信できる「クラウドWiFi」

国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー!

既存の多くのWiFiサービスと異なる“最大の特徴”は「クラウドWiFi」と呼ばれる技術が採用されていること。

従来のWiFiルーターは端末本体にSIMカードを差し込むことで電波をキャッチし、通信できるものでした。

しかしクラウドWiFiでは手元でSIMカードを管理する手間が不要に。「位置」「環境」などWiFiルーターの利用場所に応じ、インターネット上に設置されたクラウドサーバー内で最適なSIMカード情報が自動適用され、通信が利用できます。1台でどんなときもWiFi通信が可能です。

2. データ容量は無制限で使える

国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー!

従来のWiFiルーターはほとんどが「1機器に1枚のSIMカードを差して使う」ことが基本でした。また各SIMカードの契約内容には「直近3日間で○GBを超えた場合」「1ヶ月で○GBを超えた場合」など、所定期間で一定の通信量を超過した場合の速度制限が含まれることも通例となっています。

しかしどんなときもWiFiはクラウドWiFi技術によって「1機器に複数のSIMカード情報を割り当てできる」ため、通信状況に応じ、快適に使えるSIMカード情報が自動選択・適用されます。

この方法を速度制限の回避にも活用することで、原則 “ネット使い放題”を実現しています。

3. トリプルキャリアに対応

どんなときもWiFiがサポートするSIMカード情報には、日本では3キャリア(ソフトバンク、NTTドコモ、au)が含まれています。

キャリアをまたぎ場面に応じた最適なSIMカード情報が適用されるため、あるキャリアで通信がつながりにくい環境下も、他キャリアのネットワークに切り替えての実質的な相互補完を実現。従来のWiFiサービスと比べて「より広いエリアで使える」ことも期待できます。

ちなみにSIMカード情報の切り替えはすべて自動。クラウドWiFiで勝手におこなわれるため、都度の難しい操作や設定など、ユーザー側の手間もありません。

4. 海外でもそのまま使える

国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー!

クラウドサーバーには日本だけでなく、世界107カ国のSIMカード情報を含まれています。そのため(別途料金は発生するものの)海外でもいつもと同じようにどんなときもWiFiは利用できます。

ちなみに海外で使う場合の料金は、日本時間の午前9時(AM9:00)~を基準として1日単位で加算されます。料金は“実際に通信を使った日数分だけ”発生するため、海外渡航中も負担はかしこく最小限に抑えることが可能です。

★海外利用時の料金

アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米(69カ国) 1,280円/日(非課税)
中東・南米・アフリカ(37カ国) 1,880円/日(非課税)

5. 端末本体は無料でレンタルできる

どんなときもWiFi契約中に使用するWiFiルーター(端末本体)は無料レンタル扱いです。契約終了(または解除)時に返却する代わり、機種代金は気にせず“サービスだけ”が使えます。

「どんなときもWiFi」の利用料金

国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー!

「データ容量は無制限」「トリプルキャリア対応」など特長が多いどんなときもWiFi。加えて料金体系がとてもシンプルでわかりやすいことも外せない魅力です。

料金プランは1つだけ

用意された料金プランは「月額3,480円+消費税」のもの、ひとつのみ。毎月この金額を支払うことで“ネット使い放題”のサービスが利用できます。

ちなみに契約期間は2年間(2年単位)。2年経過時は解約手続きをおこなわない場合、あらためて2年間の契約が自動で更新されます。

契約にともない支払うお金としては他に、契約開始時に支払う「事務手数料」、契約期間の満了を待たず途中解約する場合にのみ支払う「契約解除料」があります。

事務手数料 3,000円+消費税(初回のみ)
契約解除料 契約解除する際の利用期間が
 ・0~12ヶ月目:19,000円+消費税
 ・13~24ヶ月目:14,000円+消費税
 ・25ヶ月目(更新月):0円
 ・26ヶ月目以降:9,500円+消費税

レンタルで端末代はタダ

国内外でマルチに使える「どんなときもWiFi」をレビュー!

さきほど特徴のひとつとして紹介したとおり、WiFiルーター(端末本体)は契約開始時に新品のものが無料で貸与されます。つまり毎月支払う料金は「月額3,480円+消費税」のみでOKです。

なお貸与品となるため、解約時にはWiFiルーターの返却が必須です。万が一指定の期日までに返却ができない場合は「機器損害金」として18,000円が別途請求される場合があります。

契約するにあたって「端末は契約終了時に返す」ことはしっかり頭に入れておきましょう。

WiFiルーター「D1」の特徴

どんなときもWiFi契約中に貸与される製品のラインナップは「D1」1機種のみ。続いてはこのD1がどういった機器かを見ていきましょう。

外観デザインを写真で紹介

D1(製造元:uCloudlink)の本体カラーは2色(グレー/ゴールド)から選べます。今回レビューに用いるのはゴールドのもの。

正面はディスプレイがないシンプルなデザイン
正面はディスプレイがないシンプルなデザイン
前面には電源のオン/オフ、ネットワークの接続状況やバッテリー残量がわかるインジケーターランプを設置
前面には電源のオン/オフ、ネットワークの接続状況やバッテリー残量がわかるインジケーターランプを設置
背面
背面
ストラップホールも搭載
ストラップホールも搭載
右側面
右側面
左側面には電源ボタン
左側面には電源ボタン
本体下部には充電端子
本体下部には充電端子

外観はディスプレイなしのシンプル設計。電源のオン/オフ、ネットワークの接続状況やバッテリー残量は前面にあるインジケーターランプで確認します。

本体にはこのほか、充電に使用するUSB Type-B(MicroUSB)の外部入出力端子と電源ボタン、ストラップホールを装備。

前面には取り外し可能なカバーが装着されており、その下に別途SIMカードを物理的に差せるスロットが2つ設けられています。別途用意したSIMカードを差して設定をすることで、クラウドWiFiとは別に“SIMフリーのWiFiルーター”として使うことも可能です。

カバーの下には標準SIM用とMicroSIM用のスロットもある
カバーの下には標準SIM用とMicroSIM用のスロットもある

スペック情報

D1のスペック情報は次のとおり。

サイズ 横127×縦65.7×厚さ14.2mm
重量 151g
バッテリー容量 3,500mAh
連続使用可能時間 12時間
WiFi規格 IEEE802.11 b/g/n
最大通信速度 下り最大:150Mbps/上り最大:50Mbps
入出力ポート Micro USB(USB 2.0)×1
SIMスロット 標準SIM×1/MicroSIM×1
対応する周波数帯 FDD-LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20
TD-LTE:Band 38/39/40/41
WCDMA:Band 1/2/4/5/6/8/9/19
CDMA/EVDO:BC0/BC1
GSM:850/900/1800/1900MHz

※より詳しい内容は「どんなときもWiFi」公式サイトでご確認いただけます。

本体サイズはざっくり“小さいiPhone(アイフォーン)1台分”とコンパクト。下はiPhone XSと並べて比較した様子ですが、おおむねiPhone XSより1まわり小さいことがわかります。

iPhone XS(写真左)とD1(同右)
iPhone XS(写真左)とD1(同右)
バッグのポケットにも容易に収納できる
バッグのポケットにも容易に収納できる

また重さも2019年3月の現行スマホ約1台分と大きく変わらず。持ち歩きに関しては“携帯するスマホの数が1台増える”くらいの気持ちで問題ありません

次にバッテリー容量。3,500mAhという数値は他のWiFiルーターを比べても大型です。加えてディスプレイのない設計は省電力性も○。またのちほど紹介しますが、電池持ちはかなりよくなっています

最後に対応する周波数帯。4G(FDD-LTE・TD-LTE)や3G(WCDMA・CDMA/EVDO)でサポートするバンドは非常に幅広く、海外旅行時に現地で使う通信機器としても優秀です。

実際に1週間使ってみての感想

今回記事を書くにあたり、どんなときもWiFiを1週間使ってみることに。

実際に試して気になったポイントは「バッテリー持ちがよい」「通信機器としてほぼストレスなく使える機能」「充電アダプタは別途用意が必要」の3つ。

試用は「外出中の通信をすべて『どんなときもWiFi』でおこなう」という条件でおこなってみましたが、まずバッテリー持ちのよさにはとても満足できました

終日電源オンのまま持ち歩いても、帰宅直後のバッテリー残量はまだ半分程度残っているという結果に。

外出直前(朝9時半)のデータ通信量
外出直前(朝9時半)のデータ通信量
外出時からさっそく音楽のストリーミング再生を開始
外出時からさっそく音楽のストリーミング再生を開始
屋外の移動中、スマホでの調べ物も「どんなときもWiFi」経由で
屋外の移動中、スマホでの調べ物も「どんなときもWiFi」経由で
パソコンで作業するときのネット接続ももちろん「どんなときもWiFi」
パソコンで作業するときのネット接続ももちろん「どんなときもWiFi」
帰宅直後(夜20時)のデータ通信量
帰宅直後(夜20時)のデータ通信量
帰宅直後に確認したインジケーター表示。丸ランプが2つ点灯した(=バッテリー残量は半分以上)
帰宅直後に確認したインジケーター表示。丸ランプが2つ点灯した(=バッテリー残量は半分以上)

この日は自宅を出てから帰宅するまで、10時間半のあいだ「どんなときもWiFi」を電源オンかつ常時1台以上の機器を接続した状態で使用。通信も「移動中はひたすら音楽をストーミング再生」「スマホもパソコンもD1経由で通信」とひたすら使い続け、1日のデータ通信量は1.4GBとなかなかのボリュームに。それでも帰宅後に半分以上残っていたバッテリー残量には正直驚きを隠せませんでした

いやしかし……と思い、その後も数日同じ条件で試用してみたものの、結果は大きく変わらず。

また通信速度にも1日を通じて大きなストレスは感じませんでした。以下は1日の中で何度かおこなったスピードテストの結果です。

朝の測定結果。上り・下りともストレスは感じない十分な通信速度
朝の測定結果。上り・下りともストレスは感じない十分な通信速度
昼の測定結果。音楽・動画のストリーミング再生にも耐えられる速度を維持
昼の測定結果。音楽・動画のストリーミング再生にも耐えられる速度を維持
夜の測定結果。通信速度は朝並みに戻った
夜の測定結果。通信速度は朝並みに戻った

ネットワーク上を行き交う通信量(トラフィック量)が増える昼の時間帯はさすがに通信速度の低下が見られたものの、それでも例えば多くの格安SIMなどと比べると十分な速度をキープ。

他WiFiサービスを比較した際には「最高速度」こそ劣りますが、実使用時に重要な「実効速度」「体感速度」はスマホ以外に持ち歩く通信手段として十分な価値を感じることができました

通信に関して1つだけ気になったことをあげるとすれば、初回起動時などの接続設定だけ、他サービスのWiFiルーターより時間がかかります

初回の接続設定は「1~3分程度かかる場合がある」とのこと
初回の接続設定は「1~3分程度かかる場合がある」とのこと

「バッテリー持ちに優れる」というメリットがあるので、上記のような待ち時間を少しでも省きたいのであれば、1度電源オンにした後はこまめに電源のオフ/オンしないという使い方を試してみることをオススメします。

最後は注意点ですが、どんなときもWiFiのパッケージには充電器(充電アダプター)は含まれません

パッケージの内容物一式
パッケージの内容物一式

充電ケーブルは一般的なUSB充電器とセットで使えるものなので、スマホの充電などに使っているものを使い回すことは可能です。ただし「就寝中にスマホとともに充電しておきたい」場合などには、充電器をもう1つ(あるいは端子をもう1口)自分で用意する必要があります。

まとめ

他WiFiサービス、SIMフリールーター+格安SIMなど、過去に複数のモバイルルーターを試してきましたが、その中でも「どんなときもWiFi」はわかりやすい料金プラン、そしてクラウドWiFiやマルチキャリア対応による「広いエリアで使える」「長時間使える」という安定感が最大のウリと感じました。もちろん“ネット使い放題”な点も魅力です。

外出先でもスマホで動画を楽しみたい。通信速度は“ストレスない程度”で十分なので、“ギガ”を気にせずネットを楽しみたい。そういった要望がある方はぜひ、どんなどきもWiFiも検討してみることをオススメします。

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